春のモニターツアーin五色湖~春は短し恋せよたけのこ~体験レポート

春のモニターツアーin五色湖~春は短し恋せよたけのこ~体験レポート

2023年5月21日(日)に、大館市が主催するイベント「春のモニターツアーin五色湖~春は短し恋せよたけのこ~」が開催されました。

五色湖と田代岳の自然を思いきり楽しむモニターツアー

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大館市の市街地から30分ほど車を走らせた場所にある山瀬ダム。通称・五色湖と呼ばれ、キャンプや渓流釣りなど、大自然を楽しむアクティビティの拠点として注目を集めています。

その五色湖と周辺エリアの田代地域を拠点に、大館市の「自然」と「文化」を掛け合わせた新たな楽しみ方を、季節ごとに提供するモニターツアー。

今回は、地元・大館市在住の家族連れや、東京在住の若者グループなど、約20人が参加。田代岳でのたけのこ採りや、収穫したたけのこを使った調理体験など、春の田代を思いっきり楽しみます!

8:45 五色湖ロッジ集合

五色湖のほとりにある「五色湖ロッジ」に集まったモニターツアーの参加者たち。まずはウェルカムセッションとして、参加者たちの自己紹介や主催者からの挨拶が行われました。

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大館市でグランピング事業に取り組んでいる佐藤和幸さん。キャンプ場の空間設営を中心に、デイキャンプの楽しみ方を提案してくれます。

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大館市を拠点に活動している、サウナとお酒を愛するグループ「サウノミネン」の皆さん。テントサウナ体験をプロデュースしてくれます。

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完全装備で現れたのは、「たけのこ王子」こと田村貴明さん。たけのこの加工・販売を行う「みちのく食品」と、産地直売所「たけのこ館」の代表である田村さんは、まさに田代のたけのこを知り尽くしたたけのこのスペシャリスト!今回は田代岳でのたけのこ採り体験を中心に、たけのこのいろはを幅広く教えてくれます。

挨拶に続いて、早速田村さんがたけのこ採りの注意事項を説明してくれました。

田村さんいわく、山での鉄則は「自分の身は自分で守ること」。たけのこは険しい笹やぶの中に入り込んで収穫するため、生い茂る笹が刺さりそうになったり、熊に遭遇しそうになったりと、数々の危険が潜んでいます。しっかりと自分の身を守るために、本来は田村さんのようにしっかりとした装備が必要です。

ただし、今回は一般観光客向けのモニターツアー。子ども達も一緒に楽しめるような安全なコースを歩くため、最低限の装備であるヘルメットやフェイスガード、熊避けの鈴、収穫したたけのこを入れるための山菜バッグなどが参加者へ配布されました。

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楽しみな気持ちが抑えきれない参加者たち。いよいよたけのこシーズン真っ盛りの田代岳に向かいます。

9:40 春の田代を遊び尽くそう たけのこ採り体験

五色湖ロッジから車で約30分。険しい山道をぐんぐん登り、やっと目的地に到着しました。車を降りた参加者たちは、早速田村さんからたけのこの採り方を教わります。

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田代岳で採れるのは、「根曲がり竹」と呼ばれる細いたけのこ。「チシマザサ」というイネ科のササの若竹で、信越地方や東北地方など、雪の多い地域で主に収穫されています。特に田代岳のたけのこは全国的に人気が高く、旬の季節である5月~6月には、地元だけでなく県内外からたくさんの人が収穫に訪れています。

まずは入山時の熊避けとして使う爆竹の鳴らし方を教えてもらいます。コツは、火を付けたらできるだけ遠くに投げること。また、生い茂った藪の中に人がいる場合があるので、きちんと確認してから投げることも大切です。

続いてたけのこの採り方を説明してくれました。採り方はとっても簡単。たけのこが生えている根元の土に2本の指を深く突っ込み、適度な位置でたけのこをポキッと折ります。「引っこ抜く」のではなく「折る」のがポイントなのだそうです。

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「実はそのあたりにも生えてるんですよ」と田村さんが指さした道路脇を覗き込むと、確かにそこには尖ったたけのこの頭が!

頻繁にたけのこを採りに来る人達は、もっと奥の山にそれぞれお気に入りの持ち場があるため、道路付近には収穫されずに残されている細いたけのこがまだまだあるのだそうです。

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採り方を教わった後は、いよいよ各自自分達の目でたけのこを探します。「フキの葉の下にもよく隠れていますよ」「ほら、あそこにも見えてます」と、田村さんから数々の助言を受け、だんだんとあちこちから「あった!」と声が上がり始めました。

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最初は道路脇を遠慮がちに探していた参加者たちも、慣れてくると笹をグイグイかき分けて探し始めます。「夢中になってあまり奥まで行かないように」と田村さんから注意が入るほど熱中し、約1時間の体験時間が終わる頃には、山菜バッグがずっしりと重くなっている参加者の姿も。

田代岳のたけのこ採り体験をしっかり満喫した参加者たち。最後は糖分補給にと、秋田県北の郷土菓子、ごま餅をいただきました。

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うずまき模様が印象的なごま餅は、たっぷり入ったごまの風味とモチモチの食感で大好評。田代岳産のたけのこを使用したたけのこ飴(!)と、白神山地のおいしいお水も一緒にいただき、たけのこ採りは終了です。

終盤は雨が降り始めていましたが、みんな「もっと採りたい!」と口を揃え、ギリギリまでたけのこ探しを楽しんでいました。

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五色湖までの帰り道の途中、川に立ち寄り、採ったたけのこを洗います。

田村さんいわく、収穫したたけのこは川の水で洗うのがベスト。理由は、水道水にはカルキが入っており、たけのこの風味が変わってしまうためだそうです。

雨が強くなってきたので、参加者たちはキャンプ場まで持ち帰ってから洗うことに。代わりに田村さんがお手本を見せてくれました。

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たけのこ採りの後は、五色湖ロッジのすぐそばにある五色湖キャンプ場へ移動し、炊事場付きの休憩棟で調理体験スタートです!

12:00 本場おおだてたんぽ作り体験!

最初の調理体験は、秋田名物きりたんぽ作りです。大館市はきりたんぽ料理の本場。明治時代、もともとマタギの携帯食であったきりたんぽを、大館市の老舗料亭が鍋料理として確立させてお客さんに振舞ったことが、きりたんぽ鍋文化のはじまりといわれています。

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教えてくれるのは、みちのく食品の中村さん。炊きあがったほかほかのごはんを中村さんが潰して五分突き(通称「はんごろし」)にし、手のひらサイズに分けて丸めます。それを、参加者たちが杉串に刺して形を整えていきます。

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杉串に刺したごはんの塊を、上から下へ握りながら伸ばすようにして形を整えます。最後は台の上でコロコロと転がして表面のボコボコを整えたら完成です。

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ごはんがうまく串にくっつかなかったり、たんぽが串からスポッと抜けてしまったりと、ハプニングに笑い合いながら和気あいあいときりたんぽ作りを楽しみました。

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完成したきりたんぽは、囲炉裏のような円形の焼き器に刺してじっくりと焼いていきます。

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炭火でこんがり焼けたきりたんぽがとってもおいしそう!お昼ごはんへの期待が高まります。

12:30 プロ直伝!たけのこの下ごしらえ講座

次は、先ほど採ってきたばかりのたけのこの皮むきです。たけのこ採り体験に引き続き、たけのこ王子・田村さんに教えてもらいながら挑戦します。

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田代岳のたけのこはとても柔らかいので、傷つけないように気を配りながら、下から1枚1枚丁寧に皮をむいていきます。

最後は柔らかい先の方に爪で切り込みを入れてむきますが、ここが難関。時折ポキッと先っぽが折れてしまうこともあり、悲鳴や笑い声が上がっていました。

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柔らかくてアクが少ないのが田代岳のたけのこの特徴。あく抜きがいらないだけでなく、生でそのまま食べてもまったくエグみを感じません。その理由は、田代岳の土壌によるものだと田村さんは言います。

世界遺産・白神山地に属する田代岳の土は、水分とミネラルをたっぷり含んだフカフカの腐葉土。世界有数のブナの森ならではの恵みが極上のたけのこを育てあげるのです。

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「たけのこは食物繊維たっぷりなのでお通じも良くなりますよ」と、田村さんから嬉しい豆知識の披露もありました。

みんなで皮をむいたたけのこは、調理担当・みちのく食品の古家さんによって仕上げられ、先ほど作ったきりたんぽと一緒にお昼にいただくきりたんぽ味噌鍋の具材になります。

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他にもたくさんの絶品料理を作ってくれた古家さん。いよいよお待ちかねのお昼ごはんです!

13:15 いよいよ実食!

こちらが本日のメニュー。

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・もみ殻で炊いた釜炊きたけのこごはん

・根曲がり竹の節目、キムチ和え

・季節の山菜みずとたけのこの炒め物

・根曲がり竹の天ぷら

・極上!根曲がり竹一本焼き

・みそソムリエ小山明子監修・根曲がり竹ときりたんぽのお味噌鍋

・田代産ラズベリームース

・笹茶

まさにたけのこ尽くし!田代岳のおいしいたけのこを余すところなく使った料理たちが並びます。

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たっぷりのもみ殻を使って釜炊きしたたけのこごはんや、皮つきのまま炭火で焼き上げた焼きたけのこ。アウトドアでしか味わえない、とっておきのメニューです。

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採れたてのたけのこに加え、じゅんさいやミズなど、地元ならではの旬の山菜がたっぷり入ったきりたんぽのお味噌鍋。県外からの参加者だけでなく、地元民にも大好評でした。

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デザートは田代産のラズベリーを使ったムース。酸味が強めで味が濃く、大人も子どももおいしく食べられます。

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他にも、揚げたてホクホクの絶品天ぷらや、食感が楽しいミズの炒め物、お酒のアテにもなりそうなキムチ和えなど、古家さんと中村さんが作ってくれたたけのこ料理がズラリと並んだ贅沢なランチタイム。口に運ぶ度に笑顔がこぼれるおいしさで、みんなお腹いっぱいになってもおかわりしていました。

14:00 グランピング

食事の後はキャンプ場で各自思い思いに過ごします。

時折雨がパラつき、デイキャンプ日和とは言い難い時間帯もありましたが、参加者たちはものともせず、それぞれのグランピングを思いきり楽しんでいました。

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「サウノミネン」の皆さんが用意してくれたテントサウナも大盛況!

サウナでしっかり温まったあとは、隣の水風呂へ。大自然の中で“ととのう”極上の体験に大満足です。

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肌寒い中、身体に染み渡るおいしいドリップコーヒーを淹れに来てくれたのは、「カフェルームわんど」の神馬歩さん。田代地域の早口駅前で毎月「9」の付く日に開催されている「早口市日」に出店しています。

ホットコーヒーの他に、オリジナルの水出しアイスコーヒーも2種類提供してもらい、飲み比べを楽しみました。

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印象的だったのは、「雨が降って残念だったね」という声がほとんど上がらなかったこと。大館・田代の大自然の中でしか味わえないゆったりとした時間の中で、誰もが雨を受け入れて、本来の「自然を楽しむ」遊び方を存分に満喫していました。

「雨後の筍」ということわざがあるように、たけのこは雨が降った後の地面にたくさん顔を出します。

「明日はたけのこがよく採れるぞ」と田村さんが呟くと、参加者たちも「じゃあまた明日集合しましょうか」と冗談を飛ばして笑い合っていました。

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最後に参加者たちが感想を言い合います。

東京からの参加者からは「地元の人にとっては当たり前のことでも、私たちにとってはなかなか体験できないようなことばかりで、本当にいい経験ができた。今後のイベントにも参加してみたい」という声が上がり、地元・大館の参加者は「地元の人間でも十分新鮮で楽しい体験だった。家族を連れてまた五色湖に来たい」と話していました。

体験を通して参加者同士の絆も深まった、春のモニターツアーin五色湖。盛りだくさんの一日を終え、最後は誰もが満足感でいっぱいの笑顔を浮かべていました。

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季節ごとに実施しているモニターツアー。次回は夏開催です!一体どんなツアーになるのでしょうか?楽しみにお待ちくださいね♪

春のモニターツアーin五色湖~春は短し恋せよたけのこ~体験レポート

2023年5月21日(日)に、大館市が主催するイベント「春のモニターツアーin五色湖~春は短し恋せよたけのこ~」が開催されました。

五色湖と田代岳の自然を思いきり楽しむモニターツアー

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大館市の市街地から30分ほど車を走らせた場所にある山瀬ダム。通称・五色湖と呼ばれ、キャンプや渓流釣りなど、大自然を楽しむアクティビティの拠点として注目を集めています。

その五色湖と周辺エリアの田代地域を拠点に、大館市の「自然」と「文化」を掛け合わせた新たな楽しみ方を、季節ごとに提供するモニターツアー。

今回は、地元・大館市在住の家族連れや、東京在住の若者グループなど、約20人が参加。田代岳でのたけのこ採りや、収穫したたけのこを使った調理体験など、春の田代を思いっきり楽しみます!

8:45 五色湖ロッジ集合

五色湖のほとりにある「五色湖ロッジ」に集まったモニターツアーの参加者たち。まずはウェルカムセッションとして、参加者たちの自己紹介や主催者からの挨拶が行われました。

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大館市でグランピング事業に取り組んでいる佐藤和幸さん。キャンプ場の空間設営を中心に、デイキャンプの楽しみ方を提案してくれます。

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大館市を拠点に活動している、サウナとお酒を愛するグループ「サウノミネン」の皆さん。テントサウナ体験をプロデュースしてくれます。

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完全装備で現れたのは、「たけのこ王子」こと田村貴明さん。たけのこの加工・販売を行う「みちのく食品」と、産地直売所「たけのこ館」の代表である田村さんは、まさに田代のたけのこを知り尽くしたたけのこのスペシャリスト!今回は田代岳でのたけのこ採り体験を中心に、たけのこのいろはを幅広く教えてくれます。

挨拶に続いて、早速田村さんがたけのこ採りの注意事項を説明してくれました。

田村さんいわく、山での鉄則は「自分の身は自分で守ること」。たけのこは険しい笹やぶの中に入り込んで収穫するため、生い茂る笹が刺さりそうになったり、熊に遭遇しそうになったりと、数々の危険が潜んでいます。しっかりと自分の身を守るために、本来は田村さんのようにしっかりとした装備が必要です。

ただし、今回は一般観光客向けのモニターツアー。子ども達も一緒に楽しめるような安全なコースを歩くため、最低限の装備であるヘルメットやフェイスガード、熊避けの鈴、収穫したたけのこを入れるための山菜バッグなどが参加者へ配布されました。

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楽しみな気持ちが抑えきれない参加者たち。いよいよたけのこシーズン真っ盛りの田代岳に向かいます。

9:40 春の田代を遊び尽くそう たけのこ採り体験

五色湖ロッジから車で約30分。険しい山道をぐんぐん登り、やっと目的地に到着しました。車を降りた参加者たちは、早速田村さんからたけのこの採り方を教わります。

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田代岳で採れるのは、「根曲がり竹」と呼ばれる細いたけのこ。「チシマザサ」というイネ科のササの若竹で、信越地方や東北地方など、雪の多い地域で主に収穫されています。特に田代岳のたけのこは全国的に人気が高く、旬の季節である5月~6月には、地元だけでなく県内外からたくさんの人が収穫に訪れています。

まずは入山時の熊避けとして使う爆竹の鳴らし方を教えてもらいます。コツは、火を付けたらできるだけ遠くに投げること。また、生い茂った藪の中に人がいる場合があるので、きちんと確認してから投げることも大切です。

続いてたけのこの採り方を説明してくれました。採り方はとっても簡単。たけのこが生えている根元の土に2本の指を深く突っ込み、適度な位置でたけのこをポキッと折ります。「引っこ抜く」のではなく「折る」のがポイントなのだそうです。

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「実はそのあたりにも生えてるんですよ」と田村さんが指さした道路脇を覗き込むと、確かにそこには尖ったたけのこの頭が!

頻繁にたけのこを採りに来る人達は、もっと奥の山にそれぞれお気に入りの持ち場があるため、道路付近には収穫されずに残されている細いたけのこがまだまだあるのだそうです。

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採り方を教わった後は、いよいよ各自自分達の目でたけのこを探します。「フキの葉の下にもよく隠れていますよ」「ほら、あそこにも見えてます」と、田村さんから数々の助言を受け、だんだんとあちこちから「あった!」と声が上がり始めました。

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最初は道路脇を遠慮がちに探していた参加者たちも、慣れてくると笹をグイグイかき分けて探し始めます。「夢中になってあまり奥まで行かないように」と田村さんから注意が入るほど熱中し、約1時間の体験時間が終わる頃には、山菜バッグがずっしりと重くなっている参加者の姿も。

田代岳のたけのこ採り体験をしっかり満喫した参加者たち。最後は糖分補給にと、秋田県北の郷土菓子、ごま餅をいただきました。

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うずまき模様が印象的なごま餅は、たっぷり入ったごまの風味とモチモチの食感で大好評。田代岳産のたけのこを使用したたけのこ飴(!)と、白神山地のおいしいお水も一緒にいただき、たけのこ採りは終了です。

終盤は雨が降り始めていましたが、みんな「もっと採りたい!」と口を揃え、ギリギリまでたけのこ探しを楽しんでいました。

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五色湖までの帰り道の途中、川に立ち寄り、採ったたけのこを洗います。

田村さんいわく、収穫したたけのこは川の水で洗うのがベスト。理由は、水道水にはカルキが入っており、たけのこの風味が変わってしまうためだそうです。

雨が強くなってきたので、参加者たちはキャンプ場まで持ち帰ってから洗うことに。代わりに田村さんがお手本を見せてくれました。

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たけのこ採りの後は、五色湖ロッジのすぐそばにある五色湖キャンプ場へ移動し、炊事場付きの休憩棟で調理体験スタートです!

12:00 本場おおだてたんぽ作り体験!

最初の調理体験は、秋田名物きりたんぽ作りです。大館市はきりたんぽ料理の本場。明治時代、もともとマタギの携帯食であったきりたんぽを、大館市の老舗料亭が鍋料理として確立させてお客さんに振舞ったことが、きりたんぽ鍋文化のはじまりといわれています。

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教えてくれるのは、みちのく食品の中村さん。炊きあがったほかほかのごはんを中村さんが潰して五分突き(通称「はんごろし」)にし、手のひらサイズに分けて丸めます。それを、参加者たちが杉串に刺して形を整えていきます。

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杉串に刺したごはんの塊を、上から下へ握りながら伸ばすようにして形を整えます。最後は台の上でコロコロと転がして表面のボコボコを整えたら完成です。

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ごはんがうまく串にくっつかなかったり、たんぽが串からスポッと抜けてしまったりと、ハプニングに笑い合いながら和気あいあいときりたんぽ作りを楽しみました。

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完成したきりたんぽは、囲炉裏のような円形の焼き器に刺してじっくりと焼いていきます。

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炭火でこんがり焼けたきりたんぽがとってもおいしそう!お昼ごはんへの期待が高まります。

12:30 プロ直伝!たけのこの下ごしらえ講座

次は、先ほど採ってきたばかりのたけのこの皮むきです。たけのこ採り体験に引き続き、たけのこ王子・田村さんに教えてもらいながら挑戦します。

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田代岳のたけのこはとても柔らかいので、傷つけないように気を配りながら、下から1枚1枚丁寧に皮をむいていきます。

最後は柔らかい先の方に爪で切り込みを入れてむきますが、ここが難関。時折ポキッと先っぽが折れてしまうこともあり、悲鳴や笑い声が上がっていました。

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柔らかくてアクが少ないのが田代岳のたけのこの特徴。あく抜きがいらないだけでなく、生でそのまま食べてもまったくエグみを感じません。その理由は、田代岳の土壌によるものだと田村さんは言います。

世界遺産・白神山地に属する田代岳の土は、水分とミネラルをたっぷり含んだフカフカの腐葉土。世界有数のブナの森ならではの恵みが極上のたけのこを育てあげるのです。

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「たけのこは食物繊維たっぷりなのでお通じも良くなりますよ」と、田村さんから嬉しい豆知識の披露もありました。

みんなで皮をむいたたけのこは、調理担当・みちのく食品の古家さんによって仕上げられ、先ほど作ったきりたんぽと一緒にお昼にいただくきりたんぽ味噌鍋の具材になります。

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他にもたくさんの絶品料理を作ってくれた古家さん。いよいよお待ちかねのお昼ごはんです!

13:15 いよいよ実食!

こちらが本日のメニュー。

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・もみ殻で炊いた釜炊きたけのこごはん

・根曲がり竹の節目、キムチ和え

・季節の山菜みずとたけのこの炒め物

・根曲がり竹の天ぷら

・極上!根曲がり竹一本焼き

・みそソムリエ小山明子監修・根曲がり竹ときりたんぽのお味噌鍋

・田代産ラズベリームース

・笹茶

まさにたけのこ尽くし!田代岳のおいしいたけのこを余すところなく使った料理たちが並びます。

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たっぷりのもみ殻を使って釜炊きしたたけのこごはんや、皮つきのまま炭火で焼き上げた焼きたけのこ。アウトドアでしか味わえない、とっておきのメニューです。

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採れたてのたけのこに加え、じゅんさいやミズなど、地元ならではの旬の山菜がたっぷり入ったきりたんぽのお味噌鍋。県外からの参加者だけでなく、地元民にも大好評でした。

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デザートは田代産のラズベリーを使ったムース。酸味が強めで味が濃く、大人も子どももおいしく食べられます。

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他にも、揚げたてホクホクの絶品天ぷらや、食感が楽しいミズの炒め物、お酒のアテにもなりそうなキムチ和えなど、古家さんと中村さんが作ってくれたたけのこ料理がズラリと並んだ贅沢なランチタイム。口に運ぶ度に笑顔がこぼれるおいしさで、みんなお腹いっぱいになってもおかわりしていました。

14:00 グランピング

食事の後はキャンプ場で各自思い思いに過ごします。

時折雨がパラつき、デイキャンプ日和とは言い難い時間帯もありましたが、参加者たちはものともせず、それぞれのグランピングを思いきり楽しんでいました。

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「サウノミネン」の皆さんが用意してくれたテントサウナも大盛況!

サウナでしっかり温まったあとは、隣の水風呂へ。大自然の中で“ととのう”極上の体験に大満足です。

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肌寒い中、身体に染み渡るおいしいドリップコーヒーを淹れに来てくれたのは、「カフェルームわんど」の神馬歩さん。田代地域の早口駅前で毎月「9」の付く日に開催されている「早口市日」に出店しています。

ホットコーヒーの他に、オリジナルの水出しアイスコーヒーも2種類提供してもらい、飲み比べを楽しみました。

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印象的だったのは、「雨が降って残念だったね」という声がほとんど上がらなかったこと。大館・田代の大自然の中でしか味わえないゆったりとした時間の中で、誰もが雨を受け入れて、本来の「自然を楽しむ」遊び方を存分に満喫していました。

「雨後の筍」ということわざがあるように、たけのこは雨が降った後の地面にたくさん顔を出します。

「明日はたけのこがよく採れるぞ」と田村さんが呟くと、参加者たちも「じゃあまた明日集合しましょうか」と冗談を飛ばして笑い合っていました。

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最後に参加者たちが感想を言い合います。

東京からの参加者からは「地元の人にとっては当たり前のことでも、私たちにとってはなかなか体験できないようなことばかりで、本当にいい経験ができた。今後のイベントにも参加してみたい」という声が上がり、地元・大館の参加者は「地元の人間でも十分新鮮で楽しい体験だった。家族を連れてまた五色湖に来たい」と話していました。

体験を通して参加者同士の絆も深まった、春のモニターツアーin五色湖。盛りだくさんの一日を終え、最後は誰もが満足感でいっぱいの笑顔を浮かべていました。

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季節ごとに実施しているモニターツアー。次回は夏開催です!一体どんなツアーになるのでしょうか?楽しみにお待ちくださいね♪

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春のモニターツアーin五色湖~春は短し恋せよたけのこ~体験レポート

2023年5月21日(日)に、大館市が主催するイベント「春のモニターツアーin五色湖~春は短し恋せよたけのこ~」が開催されました。

五色湖と田代岳の自然を思いきり楽しむモニターツアー

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大館市の市街地から30分ほど車を走らせた場所にある山瀬ダム。通称・五色湖と呼ばれ、キャンプや渓流釣りなど、大自然を楽しむアクティビティの拠点として注目を集めています。

その五色湖と周辺エリアの田代地域を拠点に、大館市の「自然」と「文化」を掛け合わせた新たな楽しみ方を、季節ごとに提供するモニターツアー。

今回は、地元・大館市在住の家族連れや、東京在住の若者グループなど、約20人が参加。田代岳でのたけのこ採りや、収穫したたけのこを使った調理体験など、春の田代を思いっきり楽しみます!

8:45 五色湖ロッジ集合

五色湖のほとりにある「五色湖ロッジ」に集まったモニターツアーの参加者たち。まずはウェルカムセッションとして、参加者たちの自己紹介や主催者からの挨拶が行われました。

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大館市でグランピング事業に取り組んでいる佐藤和幸さん。キャンプ場の空間設営を中心に、デイキャンプの楽しみ方を提案してくれます。

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大館市を拠点に活動している、サウナとお酒を愛するグループ「サウノミネン」の皆さん。テントサウナ体験をプロデュースしてくれます。

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完全装備で現れたのは、「たけのこ王子」こと田村貴明さん。たけのこの加工・販売を行う「みちのく食品」と、産地直売所「たけのこ館」の代表である田村さんは、まさに田代のたけのこを知り尽くしたたけのこのスペシャリスト!今回は田代岳でのたけのこ採り体験を中心に、たけのこのいろはを幅広く教えてくれます。

挨拶に続いて、早速田村さんがたけのこ採りの注意事項を説明してくれました。

田村さんいわく、山での鉄則は「自分の身は自分で守ること」。たけのこは険しい笹やぶの中に入り込んで収穫するため、生い茂る笹が刺さりそうになったり、熊に遭遇しそうになったりと、数々の危険が潜んでいます。しっかりと自分の身を守るために、本来は田村さんのようにしっかりとした装備が必要です。

ただし、今回は一般観光客向けのモニターツアー。子ども達も一緒に楽しめるような安全なコースを歩くため、最低限の装備であるヘルメットやフェイスガード、熊避けの鈴、収穫したたけのこを入れるための山菜バッグなどが参加者へ配布されました。

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楽しみな気持ちが抑えきれない参加者たち。いよいよたけのこシーズン真っ盛りの田代岳に向かいます。

9:40 春の田代を遊び尽くそう たけのこ採り体験

五色湖ロッジから車で約30分。険しい山道をぐんぐん登り、やっと目的地に到着しました。車を降りた参加者たちは、早速田村さんからたけのこの採り方を教わります。

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田代岳で採れるのは、「根曲がり竹」と呼ばれる細いたけのこ。「チシマザサ」というイネ科のササの若竹で、信越地方や東北地方など、雪の多い地域で主に収穫されています。特に田代岳のたけのこは全国的に人気が高く、旬の季節である5月~6月には、地元だけでなく県内外からたくさんの人が収穫に訪れています。

まずは入山時の熊避けとして使う爆竹の鳴らし方を教えてもらいます。コツは、火を付けたらできるだけ遠くに投げること。また、生い茂った藪の中に人がいる場合があるので、きちんと確認してから投げることも大切です。

続いてたけのこの採り方を説明してくれました。採り方はとっても簡単。たけのこが生えている根元の土に2本の指を深く突っ込み、適度な位置でたけのこをポキッと折ります。「引っこ抜く」のではなく「折る」のがポイントなのだそうです。

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「実はそのあたりにも生えてるんですよ」と田村さんが指さした道路脇を覗き込むと、確かにそこには尖ったたけのこの頭が!

頻繁にたけのこを採りに来る人達は、もっと奥の山にそれぞれお気に入りの持ち場があるため、道路付近には収穫されずに残されている細いたけのこがまだまだあるのだそうです。

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採り方を教わった後は、いよいよ各自自分達の目でたけのこを探します。「フキの葉の下にもよく隠れていますよ」「ほら、あそこにも見えてます」と、田村さんから数々の助言を受け、だんだんとあちこちから「あった!」と声が上がり始めました。

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最初は道路脇を遠慮がちに探していた参加者たちも、慣れてくると笹をグイグイかき分けて探し始めます。「夢中になってあまり奥まで行かないように」と田村さんから注意が入るほど熱中し、約1時間の体験時間が終わる頃には、山菜バッグがずっしりと重くなっている参加者の姿も。

田代岳のたけのこ採り体験をしっかり満喫した参加者たち。最後は糖分補給にと、秋田県北の郷土菓子、ごま餅をいただきました。

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うずまき模様が印象的なごま餅は、たっぷり入ったごまの風味とモチモチの食感で大好評。田代岳産のたけのこを使用したたけのこ飴(!)と、白神山地のおいしいお水も一緒にいただき、たけのこ採りは終了です。

終盤は雨が降り始めていましたが、みんな「もっと採りたい!」と口を揃え、ギリギリまでたけのこ探しを楽しんでいました。

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五色湖までの帰り道の途中、川に立ち寄り、採ったたけのこを洗います。

田村さんいわく、収穫したたけのこは川の水で洗うのがベスト。理由は、水道水にはカルキが入っており、たけのこの風味が変わってしまうためだそうです。

雨が強くなってきたので、参加者たちはキャンプ場まで持ち帰ってから洗うことに。代わりに田村さんがお手本を見せてくれました。

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たけのこ採りの後は、五色湖ロッジのすぐそばにある五色湖キャンプ場へ移動し、炊事場付きの休憩棟で調理体験スタートです!

12:00 本場おおだてたんぽ作り体験!

最初の調理体験は、秋田名物きりたんぽ作りです。大館市はきりたんぽ料理の本場。明治時代、もともとマタギの携帯食であったきりたんぽを、大館市の老舗料亭が鍋料理として確立させてお客さんに振舞ったことが、きりたんぽ鍋文化のはじまりといわれています。

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教えてくれるのは、みちのく食品の中村さん。炊きあがったほかほかのごはんを中村さんが潰して五分突き(通称「はんごろし」)にし、手のひらサイズに分けて丸めます。それを、参加者たちが杉串に刺して形を整えていきます。

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杉串に刺したごはんの塊を、上から下へ握りながら伸ばすようにして形を整えます。最後は台の上でコロコロと転がして表面のボコボコを整えたら完成です。

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ごはんがうまく串にくっつかなかったり、たんぽが串からスポッと抜けてしまったりと、ハプニングに笑い合いながら和気あいあいときりたんぽ作りを楽しみました。

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完成したきりたんぽは、囲炉裏のような円形の焼き器に刺してじっくりと焼いていきます。

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炭火でこんがり焼けたきりたんぽがとってもおいしそう!お昼ごはんへの期待が高まります。

12:30 プロ直伝!たけのこの下ごしらえ講座

次は、先ほど採ってきたばかりのたけのこの皮むきです。たけのこ採り体験に引き続き、たけのこ王子・田村さんに教えてもらいながら挑戦します。

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田代岳のたけのこはとても柔らかいので、傷つけないように気を配りながら、下から1枚1枚丁寧に皮をむいていきます。

最後は柔らかい先の方に爪で切り込みを入れてむきますが、ここが難関。時折ポキッと先っぽが折れてしまうこともあり、悲鳴や笑い声が上がっていました。

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柔らかくてアクが少ないのが田代岳のたけのこの特徴。あく抜きがいらないだけでなく、生でそのまま食べてもまったくエグみを感じません。その理由は、田代岳の土壌によるものだと田村さんは言います。

世界遺産・白神山地に属する田代岳の土は、水分とミネラルをたっぷり含んだフカフカの腐葉土。世界有数のブナの森ならではの恵みが極上のたけのこを育てあげるのです。

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「たけのこは食物繊維たっぷりなのでお通じも良くなりますよ」と、田村さんから嬉しい豆知識の披露もありました。

みんなで皮をむいたたけのこは、調理担当・みちのく食品の古家さんによって仕上げられ、先ほど作ったきりたんぽと一緒にお昼にいただくきりたんぽ味噌鍋の具材になります。

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他にもたくさんの絶品料理を作ってくれた古家さん。いよいよお待ちかねのお昼ごはんです!

13:15 いよいよ実食!

こちらが本日のメニュー。

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・もみ殻で炊いた釜炊きたけのこごはん

・根曲がり竹の節目、キムチ和え

・季節の山菜みずとたけのこの炒め物

・根曲がり竹の天ぷら

・極上!根曲がり竹一本焼き

・みそソムリエ小山明子監修・根曲がり竹ときりたんぽのお味噌鍋

・田代産ラズベリームース

・笹茶

まさにたけのこ尽くし!田代岳のおいしいたけのこを余すところなく使った料理たちが並びます。

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たっぷりのもみ殻を使って釜炊きしたたけのこごはんや、皮つきのまま炭火で焼き上げた焼きたけのこ。アウトドアでしか味わえない、とっておきのメニューです。

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採れたてのたけのこに加え、じゅんさいやミズなど、地元ならではの旬の山菜がたっぷり入ったきりたんぽのお味噌鍋。県外からの参加者だけでなく、地元民にも大好評でした。

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デザートは田代産のラズベリーを使ったムース。酸味が強めで味が濃く、大人も子どももおいしく食べられます。

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他にも、揚げたてホクホクの絶品天ぷらや、食感が楽しいミズの炒め物、お酒のアテにもなりそうなキムチ和えなど、古家さんと中村さんが作ってくれたたけのこ料理がズラリと並んだ贅沢なランチタイム。口に運ぶ度に笑顔がこぼれるおいしさで、みんなお腹いっぱいになってもおかわりしていました。

14:00 グランピング

食事の後はキャンプ場で各自思い思いに過ごします。

時折雨がパラつき、デイキャンプ日和とは言い難い時間帯もありましたが、参加者たちはものともせず、それぞれのグランピングを思いきり楽しんでいました。

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「サウノミネン」の皆さんが用意してくれたテントサウナも大盛況!

サウナでしっかり温まったあとは、隣の水風呂へ。大自然の中で“ととのう”極上の体験に大満足です。

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肌寒い中、身体に染み渡るおいしいドリップコーヒーを淹れに来てくれたのは、「カフェルームわんど」の神馬歩さん。田代地域の早口駅前で毎月「9」の付く日に開催されている「早口市日」に出店しています。

ホットコーヒーの他に、オリジナルの水出しアイスコーヒーも2種類提供してもらい、飲み比べを楽しみました。

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印象的だったのは、「雨が降って残念だったね」という声がほとんど上がらなかったこと。大館・田代の大自然の中でしか味わえないゆったりとした時間の中で、誰もが雨を受け入れて、本来の「自然を楽しむ」遊び方を存分に満喫していました。

「雨後の筍」ということわざがあるように、たけのこは雨が降った後の地面にたくさん顔を出します。

「明日はたけのこがよく採れるぞ」と田村さんが呟くと、参加者たちも「じゃあまた明日集合しましょうか」と冗談を飛ばして笑い合っていました。

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最後に参加者たちが感想を言い合います。

東京からの参加者からは「地元の人にとっては当たり前のことでも、私たちにとってはなかなか体験できないようなことばかりで、本当にいい経験ができた。今後のイベントにも参加してみたい」という声が上がり、地元・大館の参加者は「地元の人間でも十分新鮮で楽しい体験だった。家族を連れてまた五色湖に来たい」と話していました。

体験を通して参加者同士の絆も深まった、春のモニターツアーin五色湖。盛りだくさんの一日を終え、最後は誰もが満足感でいっぱいの笑顔を浮かべていました。

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季節ごとに実施しているモニターツアー。次回は夏開催です!一体どんなツアーになるのでしょうか?楽しみにお待ちくださいね♪

ライター:丹波桃子